「…。」


『しゅ…う?』


いきなり無口になった柊。
考えこんでいるように見えるが、ひどく黒いオーラが漂っている。


「俺が消毒してやるよ…」


柊は近くに座っていた莉緒を引き寄せると、その唇に自分の唇を重ねた。