『れ、蓮は来たよ。 用があったみたい。 でも何もされてないよ?』 「ふーん。 じゃあ、なんでそんなに怯えてんだよ。」 さっきまでカーペットに座っていた柊はいつの間にか背後に立っていた。 いつもの茶色い瞳からは、どこか不機嫌さが見られる。 『それは―…』 言葉に詰まってしまい、視線を泳がす。