５人の王子と１人の少女

「あぁ、そうや。
ほな話し戻そうか？」


『うん。
実はね、雪斗に告白されたの…昨日。
でもどうすればいいか分かんなくて』


すんなりと言うことができた。
龍真にならなんでも言えるやっぱお兄ちゃんみたい。


「雪斗もやるなあ。
莉緒ちゃんはどう思ってるん？」


『私は…
分かんない。
雪斗は友達みたいに思ってて好きとかそういうことは考えてなかったから』