5人の王子と1人の少女




『はあ…』


「どーしたの?」


誰もいないはずなのに声がした。


後ろを振り向くと


「莉緒ちゃんダメだよ?
鍵閉めなきゃ!!
女の子なんだからさあ」


心配そうなちょっと怒っているような声音で言われた。


『ごめんなさい。
てかなんでいるの?』


「ああ…
そうだそうだ」


雪斗は思い出したように呟いた。


「実はさ、大事な話があるんだ」