5人の王子と1人の少女




「なにが食べたい?
昨日から何も食ってないだろ」


さっきの気配は木葉柊のものだった。


『みんなは?』


雪斗や龍真達の声が聞こえない。


自分が聞いたことと違う返答に一瞬木葉柊の口元が歪んだが、すぐに戻り言葉を発した。


「あいつらはここにはいない。
今ごろ宝探しじゃないか?」