「起きたか。 調子はどうだ?」 心配そうな声音でそう問い掛けられるが恥ずかしすぎて声が出せない。 「おい。 少しは反応しろ」 バサッ 布団を捲られ焦る。 隠すものを求めたその手は何も掴めず宙を彷徨った。 「顔赤くね? まだ熱辛いのか?」 『私熱があるの?』 自分ではそんなこと分からなかった。