『答えたじゃん!…最初』 「あ゛? 最初だけだろ。 最初だけ」 その後はなぁ。 とでもいうような目で睨んでくる。 その目はムカつくほど茶色く綺麗だから何も言えない。 トンッ 壁に背中がついた。 冷たく、堅い感触が背中を走る。 『ごめんなさい。 すみませんでしたー』 「へぇ… お前そういうこと言えるわけ?」 耳元で甘く囁く。 ゾクッと背筋を電流が流れるような感じがした。