「キミはなぜ恋をするか分かるか?」 なんでこんな話するんだろう? 「分かりません。」 「そうだろうな。恋は人間も魔法使いもなんでもするものなのさ。 でもそれはちゃんと恋した人にだけわかることだ。」 「はぁ。」 「とにかくキミは明日から高校に通ってもらう。近くの清桃学園<セイトウガクエン>だ。」 「はあい♪」 「あと、ここではお前の親代わりだからなんでも言ってくれよ!」 「分かった。山ちゃん♪」