「マリア・フィウ・キャメルはクイーンになる資格が十分あるわ。」



「なら何であたしなんですか?」



「マリアには1つだけ欠けている所があるわ。
それはクイーンにとってものすごく大切なこと。
ピーチ、あなたは色々ダメなところがあるかもしれないわ。
でもクイーンにとって一番大切なものを持っているのがあなたよ。」


「た、いせつ…?」



「えぇ。でもそれは自分で気付かなきゃ意味がない。
あなたにはクイーンになるため明日から人間界へ行ってもらいます。」



「明日?人間界?」