「いやいや、お世辞じゃないですよ!」 私は愛想良く話した。 丸刈りにされないためにも。 「それより、タメ口でいいよ?笑」 「ああ、ですよね! じゃなくて…だよね!笑」 「うん! じゃぁこれからはタメ口でね!笑」 「うん!」 「あっ、番号教えてくれる?」 「いいですよ!」 私たちは赤外線でアドレスを交換した。 そして、私のバイトの時間まで4人で話していた。