ずっとずっと大好き




翌日から、アタシは毎日のようにリュウタさんに追い回された。

「なぁ、柔道部、入れよー」

「イヤですぅー!!」


気付いてる。
そこにシュウがいること。
こっちを見てることも。


だからなおさら、リュウタさんとは一緒にいたくない。



アタシはみんなの死角になる場所に移動して、リュウタさんに向かい合った。

そして......



思いっきり投げた。