「男勝りなんてもんじゃないよなー。もうここまで来ると男だな」 静かに怒り始めてるアタシをよそに、勝手にペラペラ喋ってるこいつ。 小宮秀(シュウ) 幼なじみの同い年。 明るくて実は優しい。 「あ、あの子カワイイ~☆」 ......そして女好き。 「シュウ、アタシ......」 「ん??なになにー♪」 「男じゃないんだけど(怒」 「......あぁーマキ様ぁー(泣 すんませんでしたぁーーー」 こんな貧弱なヤツにアタシは惚れている。 しかも、小学校のときから。