「竜太さん、上手くいったんですか?」


リュウタさんは何も言わない。

こんな姿、見られたくない.....!


アタシはリュウタさんを突き飛ばして走った。


「「マキッ!!」」

2人の声も無視して、アタシはトイレまで走った。




ここなら来ないよね?

「ぅ、グスッ」

涙だけなら良いけど、声まで出てしまう。
どうすればいいの.....?



10分ぐらい泣いてから、アタシはみんなにメールした。



「具合悪くなったから、先に帰ります。ごめんなさい」