絶句してるカオルをズルズル引っ張りながら、駐輪場に向かう。
「まったく!
2人して酷いや!」
とか何とか言いながらも、ちゃっかりバイクに跨がってやがる…
「あれ? お前今朝歩きだったじゃん?」
「おぉ、昨日バイク置いてきたから。」
「ふぅん…」
まぁいつもの如く、
カオルの後ろに跨がる。
「メットしろよ!」
カオルのバイクには私用のメットしか無い。
「あっちぃんだもん!」
すでにバイクを噴かしてるコウキに目配せして走り出す。
「カオル!!」
風に負けないようにでかい声で叫ぶ。
「なに?」
「おせぇ!」
いや、普通なんだろうよ?このスピード。
ただ私がスピード狂なんだよ☆
「もっと飛ばせっ☆」
「原チャだから無理!!」
確かに…
限界です!!って感じの音が出てる…(*´∀`
コウキのバイク乗れば良かった…
何気単車だし(-ω☆)
