「黒王子か白王子のものにならないといけないなんて意味がわからないわ。」 『だからクロドと言ってるだろ? 俺達は互いに黒と白だけど、おまえは俺を名前で呼べ。』 「そんなの無理よ。」 『言え。』 黒王子は言えと言っているが、周りの女子達の視線が怖い 「ク…。」 『ク?』 「クロド………………………。」 『それでいい。』 満足そうにクロドは頷いた 『雅ちゃん、僕はラインだからねー! 黒ちゃんだけ名前はずるいし。』 白王子はムスッとした表情でクロドを見た