『じゃあ行こっか。』 白王子…じゃなかった、ラインが私に手を差し延べてくる 「いや、あの。」 この手をとっていいものか… 恥かしいし、周りの女子が怖い 『何、どうかしたの?』 「いや、遠慮するわ。」 『ダーメ。』 ラインはそう言って、半ば無理矢理私の手を引いた その後ろをクロドが歩いてついてくる 私たちは、女子の塊を後にして真っ白な巨大な【特別クラス】のある建物に向かった