思い出に変わる時・・・・

またスタスタと歩き出し、何処に行くとも言わないまま私の家に着いた。


『帰っちゃうのかな・・・・ 』


何も言わないまま立ち止まってる・・・・


「入る? 」


一瞬間が・・・・


「うん。」


久々すぎて何を話していいのか分からない。


横に座る・・・・


前に座る・・・・


テーブルをはさんで祐と私の位置は微妙・・・・


私は飲み物を取りに行って前に座った。


祐は何も言わない。



「祐・・・・今日はありがとね~ 」


「うん。」


「1人で花買うの恥ずかしかった・・・・。」


「そっだよね・・・ありがと~ 」


何となくぎこちなくて話が続かない・・・・


「祐・・・・部活何やってんの ?」


「アメフト。」


「 何か想像しただけで痛そう・・・・」


「今日はたまたま休みだったんだね~ 」


「 ? 」


「嘘に決まってるだろ~ 」


「 えっ~?! 」


「そんな偶然あるわけないだろ 休んだんだよ! 」


「・・・・・。」


『何で休んでまで来てくれるの? 』


『花束も・・・・』