思い出に変わる時・・・・

両腕をつかまれたまま私は動けなくなって、


『このまま・・・・』


その先の祐の行動が思い浮かんだ・・・・


『祐ならいいか・・・』


あんまり考える時間は与えられなかった。


祐の唇が私に覆いかぶさってきた


「・・・・Um・・・・・・」


大人のKiss


「祐・・・・・」


私は初めての大人のKiss に頭がクラクラして、何も考えられなくなって、


「祐・・・・・」


何度か祐の名前を呼んでいる。


少しずつ祐の唇は顔から下りてきて、制服が少しずつ剥ぎ取られていった。


祐の両手は突然私を抱き起こす。


「・・・? 」


次に何が起こるのか、私は恥ずかしさでいっぱいいっぱい・・・


「俺・・・マジでやばい =3」


「・・・・・。 」


祐は私を抱きしめたまま首元にKiss。


裸のままの私を抱きしめて、何も言わない、何もしない・・・・。


『何で? 』


私は祐が初めての人なら・・・・心からそう思ってる。


『私じゃダメなんだ・・・ 』


祐は自分の上着を私にそっとかけた。


『恐怖から逃れられた気もする・・・・ただ抱いてもらえなかったのは寂しい気もした・・・』


『やっぱり村上の事が気になるんだ・・・・』


私は心底凹みながら、剥ぎ取られた服にもう一度手を通した。


祐は下向いたままの私を引き寄せ、もう一度Kiss・・・