思い出に変わる時・・・・

祐はさっきまでの顔とは変わって・・・・不機嫌に部屋に入って行った 。



『あ~あぁ 』


『バカ =3 』


涼子さんと米さんは小さな声で言って私の前を通り過ぎる。


『どうしろってのよ=3 』


私は大声で叫びたくなりながら涼子さんの後に入った。



「卒業おめでとう~ 」


4人で乾杯をした。


「受験も終わってホッ=3 としたね~ 」


「・・・・。」


「どうしたの? 」


涼子さんが私に尋ねる・・・・


「皆がいなくなったら寂しくなる・・・ 」


「・・・・・。」


グッ =3


突然祐が私を抱き寄せた。


「お前ら~ # 」


米さんは、いつものように私たちを突っ込んだ


グッ =3


「?! 」


米さんも突然涼子さんを引き寄せた


いつもなら、「何やってんの ?!」


と照れ隠しする涼子さんも今日は何も言わない。


私達は寂しさと嬉しさと入り混じった感じのまま学校での思い出の色んな話をした。



「祐と、この制服を着て会うのも今日で最後なんだね~」


私はもらっていた祐の制服をもう一度肩からかけた。


「もう一回着て欲しい? 」


「・・・・うん。」