思い出に変わる時・・・・

「お前よくそんな事言えるよな・・・# 」


「だって・・・・ 」


祐は、かばんも制服もボタンのついたまま私に渡した。


「ボタン・・・いいの? 」


「お前が持ってて=3 」


「明日からは、ここに来ても祐と会えないんだね・・・ 」


「俺・・・・」


祐は何かを言いかけて、


「何? 」


「ううん・・・・・」


結局祐は何も言ってくれなかった。



少ししてから祐と私は校舎裏から出て運動場の方に行った。


米さんや涼子さんのいる方へ・・・


その集まりは2年には、あまり近寄りにくい団体に見える。


「菜緒さん! 」


祐と歩く私を何人かの1年が呼び止める。


「藤田さんと写真撮らせてください! 」


「・・・・。」


「目の前に本人がいるんだから自分で頼んでよ~ 」


「いいよ~ 」


祐は1年生の肩に腕を回してポーズをとる。


「藤田さん・・・ボタンください=3 」


「 もうないんですか・・・・ ? 」


「残念ながら俺のボタンは全部菜緒にやった~」


祐は自慢げな顔で皆のいる方へ去って行った。



「お~何処行ってたの? 」


「最後に熱い抱擁か~? 」