思い出に変わる時・・・・

「噂の菜緒ちゃん?!」



「・・・・うわさ ですか?」



「俺らの間ではかなりのウワサ!」



「・・・・・。」



『どんなウワサされてるんだろう・・・・』



「お前らウルサイ!!!」



「行くぞ=3 菜緒ちゃん達も行こう~」



喬さんは余計な事を言うな!とばかりに目的地に向かって歩き始めた。



「めっちゃ格好いい=3」



私の耳元で5人の品評会が始まる。



「白の服の人が良くない?」



「一番右の人がいい~」



「分る~~~~~」



「やっぱり菜緒ちゃんの彼氏は何度見ても格好いいよね~」



私は自分の事でもないのに、嬉しいような恥ずかしいような気分で品評会に耳を傾けていた。



座る席も喬さん達が決めて、男女交互になるように座った。



「ちょっとトイレ=3」



奥にいる喬さんの横に座ったらトイレに行きにくそう・・・・



そう思って先に立ったら喬さんの横は埋まっていて部屋の隅に座るしかなかった。



「あっ 菜緒ちゃん 喬の隣に行きなよ!」



一人の男の子が気遣って言ってくれたものの狭い部屋の中をみんなを避けて通るのは案外迷惑。



「ここで大丈夫です=3」



喬さんとは一番離れる感じになった。



コンパ慣れ?  しているのか男の子達は注文から自己紹介までホストのように進めていく



時間が経つにつれて、隣の子としゃべったり自分のお気に入りの子の横に移動したり・・・



私は喬さんではない人の横に座ったまんま。



喬さんは・・・・



桃香ちゃんと話してる。