気づいてよ





「うっわ!!なに?あのイケメン!!」






やっぱり、疲れる。学校だけでなく、道端をあるいていても言われるなんて…。


夏川は天然のちょーう純感だから、こんなに疲れなくてもすむんだろう。

私はそう思いながら、横にいる夏川をちらっとみた。





「宮城!!俺の家あそこだぜ!」


笑顔で指差す夏川に、またもや胸がドキンと高鳴った。