おなかがいっぱいになり、眠くなった私は、あることを思い出した。

「ねえ、今日お母さんたち出張でいないから翔の家に帰る~」

私は、うとうとしながら言った。

どうも、私は眠いと甘えるらしい。

自分では、全く記憶がないが。

「……いいけど、寝るとこない。今、部屋片付けてない」

「いいも~ん、私が……片付けるから~、ふふぁわ……」

そう言って、私は再び夢の中へ。

翔の膝の上で……。

気がつけば、もう夢の中。