その時だった。

―――ブーブーブー

バイブにしてあった携帯がなって、みーはパッと目を見開いた。

ヤベっ

俺は、すぐさまみーから離れ電話した。

「はい……」

『お前ら、どこでイチャついてんだ!?早く戻って来い』

忘れてた……。

「今から、行く」

そう言って、電話を切った。

「……しょ‐ぉ?」

眠そうな声で、みーは俺の名前を呼んだ。

この声に俺は、弱い。

何度も奪いたいと思ってしまっただろうか。

「サボったのバレた。戻るぞ」

そう言って、みーの手首を持ちみーを起き上がらせみんなの所に向かった。