【幼なじみの恋愛事情】

しかし、気がついたらまーくんは急に動きを止めた。

「……ごめん」

自然と体を離した。

「ごめん、僕……なんか変だった。ごめん」

ただ、まーくんはひたすら謝ってきた。

「自分でもよくわからない。理性が飛んだというか…、本当にごめん」

「う、うん。けど、もう少し待って。まだ、私……怖いんだ」

「わかってる、美里を大切にしたいって思ってるんだけど……」

「ありがとう。私、もう戻るね」

そういって、私は急いで自分の部屋に戻った。

まーくんの理性が飛ぶとあんな風になるって考えると怖かった。

でも、私はまだまーくんを受け入れて居なかった。

もし、あれが翔だったらどうなってたんだろ?

受けれられたのかな?

それとも、やっぱり拒んでたのかな?

真剣に自分のことを考えてると……

本当は……

本当は……

まだ、好きなんじゃないかって思う自分が居て怖い。

違うんだ。

怖いんじゃない、

逃げてるんだ。

本当の自分を知ることから逃げてるんだ。

弱い自分を見たくないから。

見せたくないから。