―家― 「そんなの分かんないよ~!」 アタシは一日中 自分の将来の夢のことを 考えていた。 「あっみさ! ちょっと倉庫整理 手伝ってくれない?」 お母さんが言った。 「え?別にいいけど」 「お母さん倉庫の鍵 取ってくるから先行ってて!」 「分かった~」 アタシはそう言って 倉庫に向かった。