パスしていると、みんなが休憩に入った。 私は、みんなのドリンクが入ったかごを持ってくる。 「黒屋、さんきゅ。」 「1人で大変じゃねぇ?誰か増やせば?」 「大丈夫だよ。それより、みんな来週の練習試合がんばってね。」 そして、空が暗くなる頃に帰る。 「黒屋、帰るぞ。」 中学が一緒で帰る方向が一緒なため私は坂本といつも一緒に帰る。 「じゃあな。」 いつも家の前まで送ってくれる。 私が襲われたら、サッカー部が成り立たないからだからだって。