―彩華― 私は自分の席に座って勉強していた。 「彩華、」 奈那子と春花が私のところに来た。 「話あるんだけど。」 「じゃあ、他の部屋で話す?」 「いいじゃん、ここで。」 「何?」 「彩華、坂本くんと付き合ってるの?」 奈央也?(←呼んでって俺が言った。by奈央也) 「・・・」 「黙ってないで、返事したら。」 「付き合ってるよ。」 「春花が好きなの知ってて付き合ったんだよね。ねぇ、どうなの。」