拗ねた彼守我を余所に、晴氷がさらに追討ちをかける… 『却下。』 『あのさ、野良は待機って言ってた訳だから別に待てるとこならどこでもいいんじゃないの?』 『……そ、ですよ…!!』 『……却下。』 流石に拗ねてしまった晴南は目の前の晴氷を透視した。 『……… (喫茶店、行きたい…晴氷がこんなに意地悪なのは珍しい…かも…)』 けれど、読まれていたのは晴南。 『…頭の中を見ようなんて悪趣味な奴だなァ?』