「お前…。マスカラとかヤバイぞ…。」

「えぇぇぇぇ…。チョット…直してくる!!」

「はいはい…。」



優花が直しに行ってから15分…。



長くね!?



でも女子トイレには入れないし…。



待ってみるか…。



それから10分…。



やっと出てきた優花はさっきの顔が嘘みたいな変身っぷり。



女は化けるな…。



「拓実!!行こ?」

「どのアクセサリーショップが良いの?」

「拓実が選んでくれたのなら何でも良い!!」

「んじゃ一緒に選ぼっか?」

「うん!!」



それから俺は一緒に選んだネックレスを買ってやった。



優花に似合うヤツ。



実は俺がバイトを頑張ってたのはアクセサリーを優花に買うため。



頑張りましたよ…。



でも優花が喜んでくれるなら何でもしてやる!!



「拓実~?あたし次はこれが欲しいな?」



そう言いながら雑誌を見せてくる優花。



ネックレスは買ってやったけど俺は金ずるじゃねぇ!!