自分の部屋に戻った私は
現実に引き戻された。
「宿題一個も出来てない。」
どうしよ。
どうしよ。
どうしよ。
こういう時はやっぱり
会長!!
プルルルル
「会長お願いです。助けてください。」
『何を?』
「春休みの宿題出来てないんです。」
『そんなのお前が悪いんだろ。』
「けどお願いします。」
『無理。』
「キス泥棒。」
『何言って\\\\\』
「私のファーストキス奪ったくせに。」
『初めて?』
「初めてです。」
『俺もだからおあいこ。』
「会長も?
意外と遅いですね。」
『煩い。そんなことに興味がないだけ。』
「けど女の子にとってファーストキスは
とっても大事なものなの。
もう泣く。」
『あん時何にも言ってなかった。』
「今になって実感がわいてきたの。
ひっく、ぅぅぅ。」
『泣くなって。』
「教えてくれる?」
『分かったよ。』
「ありがと。」
私演技上手すぎ。
オスカーも顔負け。
さすがに会長もあせるだろ。


