悪魔で天使王子

勉強を教えてもらった日から

毎日鞄を運んでいます。


もう私、倒れそう。
毎朝五時おきとかぁ。(泣)


毎朝毎朝、会長に叩き起こされて・・・。
限界なんですけど。




鍵開けとけって会長に言われていて

もし開けてなかったら・・・。

って脅されて、

私は泣く泣く鍵を。。。


だから会長は毎日不法侵入を・・・。




『お前何ぼうっとしてんだよ。』

「ごめんなさい。」

そして今も運んでいます。


けど今日は終業式。
もうこれで終わりなんだぁぁぁ。


ふぅ長い道のりだったなぁ。


『お前今日で終わりだと思ってんの?』


「そのつもりだと・・・。」

『そう思っとけ。』

「どういうことですか?」


『教えない。』

「会長。どういうことですか?」


『言わない。


また今度教えてあげる。』


ズキューーン。


出たっ。
必殺天使の笑顔。
久しぶりに見た。



めっちゃ可愛い。
しかも声も。


「かっ可愛い。
会長どうやったら
そんなに変われるんですか?」


『俺の得意技。』

やっぱすごい。

けどなんか話そらされたし。