悪魔で天使王子




「ココハ何処?

ワタシハ誰?」



『お前はアホか。

お前こっちが引っ張ってんのに
急に失神するから

勢いよくこっちに飛んできたんだよ。』

私失神したの?


「わぁ怖かったぁ。」


ほっとしたら
ちょっと涙が出てきて半泣き状態。

『泣いてんの?』


「泣いてないもん。」



『泣き虫馬鹿。』



「泣き虫で悪かったですね。」

『あぁ悪い。

とりあえず仕事の間違い直せ。』



「はーーい。」



「できたぁー。」

どんだけ私は真面目なんだ。
自分でも感心するなぁー。


『何自分に感心してんだ。』

「声に出てた?」


『顔に書いてあんだよ。

今日のところは勘弁してやる。

帰っていいぞ。』

やったぁーー。

さぁ帰ろっと。

ってかえれなーーい。

「会長、私帰れません。」


『そんなに俺と一緒にいたいのか?』


「ちっ\\\\
ちがいます。


飛び越えられません。」

『じゃぁここに泊まるか。』

「えっ?」

『冗談だよ。ばーか。』


「わっ分かってます。」