悪魔で天使王子



「私達いつ付き合ったんだったけ?」



「は?そこ聞くの?」



「今一よく分かんないから。」



「文化祭の後片付けのときだよ。」



あの時よく聞いてなかった時だ。


「御免、疾風。

あの時よく聞いてなくて適当に答えた。

本当に御免なさい。」


「何だよそれ。」


「ほんとに御免。」


「じゃぁ俺達付き合ってなかったの?」



「うん。御免。


何でもするから、お願い許して。」


私は兎に角頭を下げまくった。