「あーー疲れた。」



いろいろやらされて疲れたのに

喫茶店の片付けやらされてます。




「手動いてないぞ。」




「疾風も手伝って。」



「いや。俺準備に頑張ったから。


これ捨ててきて。」




「えぇぇーーー。

重い。」




こんなか弱い女の子に

重いゴミを持たせるなんて

なんて最低男・・・。



ゴミを捨てて帰ろうと思ったら

声が聞こえてきた。



「好きです。」



えっ告白?

盗み聞きはいけないよね。

そして教室に行こうと思ったら



「僕も好きですよ。」



えっ会長?

覗いてみるとやっぱり会長だった。



はぁーー。

何か分かんないけど

会長の好きだった人はあの子か?



「遅いぞー。」


「ごめん。」





「大丈夫か?

なんか変だぞ。」



「俺ちょっと話が・・・


どっと疲れがでてしんどいよ



「・・・聞いてんの?」



「勿論聞いてる。」



「返事は?」


返事ってなんのだ?

適当に答えとこ。




「うん。いいよ。」



「マジで?」




「うん。」



なんかテンション高い

疾風は置いといて私は上の空。