「じゃあたし、こっちだから。」 そう言って帰ろうとしたーー。 「ナデシコ、アイスでも喰おうぜ!」 と言ってナオは、あたしの手を握ったー…。 「ちょっ何すんのよ!」 あたしは握られた手を、振りほどいたーー。