NAO




 「理由を聞きたい所だが、昼休み俺の所に来い。」



 そう言う先生にあたしは、頷いて席に座った。


 席に座るまでの間…鋭い視線を感じた。


 “いつものコトだ”と思い気に止めなかった。

 移動の時、チラッとナオの席を見たー…。


 そこにナオは…いないー…。