あんな事を言えば、アイツも近寄って来ないだろうしーー…。 あたしは、安易に考えていたー…。 突然後ろから男が叫んだーー。 「大和撫子!すげぇ名前だな!“ナデシコ”って呼んで良いか?」 ……はぁ!アイツさっきの名前を信じたわけ!? あたしは後ろを振り向いたーー…。