milk-ミルク-




その下ネタに食い付いたのは、


「エロビ?ああ、エロビデオね!!
誰かのロッカーに入ってんじゃない?」



「探すか〜?探索〜!!」


「渦巻いてる…!!ここら辺欲望が渦巻いてる!!!」


叫ぶ屋橋の声も虚しく、
ニンマリ笑った颯人と葛城は、早速部員のロッカーに手を出し始めた。




「さて初めは…泉谷!!」

「ちょっ!!おい、入ってねえし!!」




「渉のロッカーには一体何があるのかな?」


「止めんか変態!!」



足をバタバタしてもさすがは俺よりデカい奴ら。



短い足じゃ誰にも当たることなく。


「ざっ!!おーぷーん!!」



イエーイ!!と言いながら開けたのは間違いなく俺のロッカー。



しかし、


「渉、お前………」



ロッカーの中に入っていたのは


大量の。




「ベルト、だよな?これ」





ベルト。


制服用のベルト。


カラフルなベルト。



「…ベルト、だけど何か問題でも?」





睨むと颯人はロッカーを閉め、

「趣味、なのか?」


「カッコいいから。趣味だよ」




「それ、一個あげれば?」


「やだ、高かったから」