まあ、多分先輩にも生意気って思われてるんだろーけど。 慣れてるし。 敬語なんつー堅苦しいモン、使い方わかんねえしな。 颯人と2人で部室に戻り、ささっと着替え 帰路に着く。 狭い街路樹、俺は口を開く。 「……なあ颯人」 「ん?」 「…………やっぱいいや」 「呼んだだけ?」 コクリと頷いて、足を速める。 颯人は後ろでクスリと笑ったようだった。