「……おう」 「なあんか、ヨユーってゆーか………」 「…何が?」 「明日の夏祭りっすよ」 屋橋は鼻で軽く笑ったあと、 「相手がいるって、いいっすねー…」 と、目を細めた。 もしかして、屋橋……… 「なんか、……知ってんのか」 「……さあ?」 首をわざとらしく傾げて見せる屋橋は、 「………2組の相沢さん」 と、ボソッと言った。