君ニ恋スル




振り返ると下駄箱に背中を預けて寄りかかる舜の姿。


『舜!!』
やっと見つけた。
なのに。


「お前、圭汰はいいのかよ。
アイツとうまくいったんだろ?
早く行ってやれ」
冷たく響く声
だんだん遠くなる背中


ちがう…
私は舜が好きなのに


『待ってよ!舜!!
私は圭汰くんが好きなんじゃない
舜が…
舜が好きなの
だから待ってお願い…』