初参戦沖縄はさんざんな目にあいました。

その3年後またも私は沖縄へと旅立ちました。

ころは9月。

その年は台風の当たり年で勢力の強い大型台風が次から次へと上陸した年です。
とは言ってもこの辺の地方は台風なんぞ一晩寝れば去っていくもんですからあまり気にせずにパックツアーが安くなり観光客も少なくなる9月を選びました。

休みOK、水着OK、おやつOK!
勇んで向かった空港でフライトの案内板を見ると定時出発。

うんうん予定通り

ん?「引き返す可能性があります」

とはいってもそんなことはあるはずナイ。

いざ、機内へ!

JAL特製フレッシュジュースのサービスも受け、なんか知らないけどハイビスカスの絵の書いたワク持たされて写真撮る。

プリクラのつもりらしい。

が、できた写真を見るとワクが写真の枠とずれててワク持つ手が写っちゃってます。

ワクの周囲にリゾッチャと書かれておりフレームが合っていれば楽しい夏の思い出ですが、機内食のテーブルまで入っていては・・・。

むちゃ笑顔で浮かれてる自分がなさけない。

スチュワーデスさんその辺り気を使って欲しかった。

飛行時間が一時間ほど過ぎたでしょうか。

機内がぶれるように細かく揺れ始めました。

外を見ると水滴が滝のように窓を流れてゆきます。

ハタハタパクパクと小翼がせわしなく動きます。

首をおもいっきり捻って尾翼を見ると風切りが垂直に立てられており、風を少しでも和らげるよう
抵抗している。

ついにベルト着用サインが点灯しました。

乱気流は珍しくもないので気軽にベルトを締めました。

徐々にものすごい揺れが機内を襲いだしました。

問題なく飛んでいる間は余り気になりませんが非常事態には目に留まる機内の作りのちゃちさ。

プラスチックの手荷物入れ、座席、体を固定できないシートベルト。

よく見たら命を託すだけの機能はどれも持っていないように見えます。

そのうち酸素マスク降りてくるんじゃないの?という激しい揺れ

なぜ、雲の上のはずなのにこんなに雨が降る!!