蒼空へのシュート  ~先生への想い~

『そろそろ、教室行かなくちゃ』


小さな声でそう言って体育館を走って出て行った。


…どうしよう…ドキドキがとまらないよぅ…


うれしそうに話していた先生の声が耳に残る。


「おはよう」


友達の声も遠くで聞こえるような気がする。


『おはよ』


返事をしたのか、しないのかもわからないほどぼんやりしながら、席につき、窓から中庭の碧色を見つめた。