初めて見る先生のお酒を飲む姿。
グラスを持つ手、焼酎を美味しそうに飲むところがかっこいい。
…やばい。また、先生の好きな所が増えちゃう…
そんなことを思っていると先生が私の隣に移動してきた。
「蒼衣、元気そうだな」
『うん。先生もかわらないね、よかった。私も先生に会いたかった…』
いつもなら心の中で言うことばも今日は素直に言える。
だって、また会えなくなっちゃうから…
『でも、先生、相変わらずかっこよすぎるよ。遅れて登場ってところも…』
とは言うもののやっぱり素直だけでは恥ずかしいから、すこしふざけて言ってみる。
きっと、何言ってるんだよ。なんて明るく返してくれるはずなのに、今日の先生の反応はちょっと違っていた。
「ありがとな、お前だけだよ。蒼衣はいつも俺の心までも気がついてくれていたもんな。優しく励ましてくれたりさ、俺が教師なのに、蒼衣には甘えることが多かったからな…」
どうしたの?先生…
少しさみしそうな瞳…何かあったのかなぁ…

