ドキドキして体が熱くなる。
峻太の声もいつの間にか聞こえなくなっていた。
「宮ゴリ、待ってました」
みんなが拍手で先生を迎えた。
「俺も、来ました。おぉー、元気か?懐かしい」
海斗が先生の後からついて言った。
「宮本先生、私、先に挨拶させていただきました。先生どうぞお願いします。みんな先生を待ってましたよ」
石川先生が微笑みながら静かに言った。
先生は一礼するとその場に立ちあがって話し始めた。
「お前たちに会えるのを楽しみにしていました。俺を招待してくれてありがとう。ちょっと私用で遅れたこと申し訳なく思います。みんなと過ごした3年間は俺にとって本当に素晴らしく、忘れられない思い出の多い年でした。教師をやって本当に良かったと思えたのもお前たちと出会えたからだと思います。高校生のお前たち、そして卒業してからのお前たちとこうして付き合えるなんて最高です。今までありがとう。これからもよろしく。二十歳おめでとう」
みんなは先生の登場でさらに盛り上がった。

