「潤ー!」



休日、部屋で休んでいると下から呼ぶ声がした。



「なんだよ、母さん」


「このスイカ、優月ちゃんちに持ってって」



母さんがスイカを丸々渡してくる。



「…重」


「男でしょ!情けない!ほら、さっさと行く」



背中を押され、渋々外へとでる。