【中】好きになりました、付き合ってください!!

「あ、そうだ!!何でバスケ見せてくれないの!?」


「え…だから内緒だって」


いきなりきたか。

聞かれるとは予想してたけど。


「隠し事しないのが主義とか言ってたくせに〜!!」


「や、それとこれとは別の話」


「な、何で!?見たいよ、一つだけお願い聞くからっ」


「嫌」


即答する俺。




「じゃあ泣くっ」


「待て、それは反則だ!!」


う…!!




しまいには睨みつけられる始末。


「〜っ、わかった」


こんなことで泣かれても困るし。

つーか俺、弱っ!!