【中】好きになりました、付き合ってください!!

「えぇ!?えっと…何で?」


亮佑くんと面識ないよね?


「なんとなく」


「なんとなく…?」


「そ。それから俺の話も聞いてよ」


「尾田くんの話?」


「行きながらで良いから」


よ、よく分からないまま…歩き始めたあたしたち。

尾田くんってこんな人だった?




「とりあえずさ、彼氏に電話してみれば?」


「あ、うん…」


今なら出るかもしれないしね!!


「プルルル…プルルル…」


機械音だけが流れる。

やっぱり出ない…と思ったとき。


『はい?』


受話器越しに声がした。


「亮佑くん!?」


『亮佑?あなた誰ー?』


それは明らかに違う人の声。

女の人…?


『バッカ、勝手に出るな!!プツッ…ツーツー』