「‥‥‥」 「わかったか」 美鈴は俯き黙りきっていた。 「‥おい」 違和感を感じ、近づき手を延ばすと 「‥‥‥‥じゃん‥」 「は?」 「痛ッて―――――っ!!!」 「邪魔ならそう言えばいいじゃんっ!!」 そういって怒りをあらわにした叫びで美鈴は走り去ってしまった。 一方潤弥は、 「―――~~っ」 片膝をつき、足を押さえていた。 「あのー大丈夫ですの、坊ちゃん?」 「大丈夫なわけねぇだろっ!!!」 勢いよく踏まれた足の痛みは今もなお熱を持ち、なかなか消えてはくれなかった。